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「社会で活躍する子」を育てる幼児教育を楽しく研究&実践中♪

ママは子育てが楽しく楽に、子どもは元気で明るく賢い子に(^^)育児は、知識があるともっともっと楽しくなる!私の日々の実践と研究の結果をお伝えします★

子どもが賢く元気に育つ保育園の選び方。「そんなに早く預けて大丈夫?」の議論に決着を。アメリカでの研究結果より★

あけましておめでとうございます!!

2016年、良質な記事をたくさん発信していく所存ですのでよろしくお願い致します★

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新年明けたので、4月の仕事復帰に向けて保育園を探す方は多いのではないでしょうか?

アメリカでは、「どのような保育園に預けると、子どもは賢くなり、可能性を広げてあげられるのか?」(また、そもそも母親が育てるのと、預けるのとどちらがよいのか なども含む)の研究があります。
お母さんが保育園を見学して直観で「この園はいい・悪い」と一緒に、ぜひこちらの研究も一緒に参考にしてください(^^♪
(前回書いた、月齢別に何をやってあげればいいのかの記事は、次以降継続して配信します。)

 

<今日のアジェンダ

1.私が「そんなに早く預けて大丈夫?」に思うこと
2.お母さん以外が主な保育者になって問題ないのか?
3.よい家庭環境とは?
4.よい保育園の探し方は?
5.保育園にわが子を預けてみての感想


1.私が「そんなに早く預けて大丈夫?」に思うこと

「そんなに早い時期に預けてかわいそう(あるいは大丈夫なの?)」と、いう議論、しばしば聞きますよね。
(言われてしまったときの、ママの複雑な気持ちや口惜しさ、よくわかります。。)
まだまだ、少し上の世代だと「子どもは家で育てるものだ!」という価値観の方も多いのが、実は現実ではないでしょうか。

 

子どもにとって本当にいい環境で育っているのかは、「育った環境が、子どもの将来にとってポジティブに働くかどうか?(賢くなるか?情緒が落ち着いた明るい子になるか? など)」で見てみるのも一つの重要な価値判断の基準かな、と私は思います。
そして、実は「家で育てるのと、保育園に預けるのとどっちが子どもにとっていいの?」の論争は研究で決着がついています。

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慣習や昔ながらの価値観は、昔は意味があったかもしれませんが、今は文化も生活習慣も変わっています。
なので、私はこのブログの読者の方には、それを踏まえた上で、「家で育てるのか?」それとも「働きに出るのか?」を、「私はどっちの選択をしたほうが幸せになるの?」の1点だけを自分の胸に問い、選択ができるようになればいいな、と思っています!


2.お母さん以外が主な保育者(時間的に)になって問題ないのか?

結論からお伝えすると、母さん以外の方が乳幼児期から主な保育者になっても、子どもの知的、言語的、社会的発達にはほとんど何の関連性もないことがわかっています。
ただし、いくつか前提があるのでお伝えしますね!

<前提>

  1. 子どもが保育園に通っているか否かにかかわらず、子どもの知的・社会的発達にとって一番重要なのは、家庭環境の質である。
  2. 預ける保育園のレベルによっても、子どもの発達は変わってくる。
  3. 預けるのは問題ないが、預けすぎて母親との愛着をはぐくむ時間が少ないと、子どもが問題行動を起こす確率が高くなる。

また、この研究(アメリカ国立小児保健・人間発達研究所の長期追跡)の内容は、1000人以上の子どもが下記の4つの観点で4歳半時点で「よい発達」を示しているか否かで、「子どもにとっていい環境」を分析したものです。

  1. 知的・言語発達 -子どもの考える力や、刺激に対する反応の発達、自分を取り巻く世界とのかかわり方の発達
  2. 社会的行動 - 子ども同士、または子どもと大人との関わり方。また、子どもがどのように自分の行動をコントロールできるか。
  3. 情緒的発達と母親との関係 - 子どもの情緒的成長と身についているスキル
  4. 身体的成長と健康 ー 子どもの身体的特徴、全般的な身体的健康

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3.よい家庭環境とは?

 

研究によると、子どもが安定して賢く育っていくにあたって、良質な母親の保育(願わくば父親も)は必須であるようです。
子どもが言語能力・学力が高く、母親に対して安定した愛情を持ち、良好な社会的行動をする母親の特徴は、下記だそうです。


・子どもに対して感受性に富み、
・子どものことをよく見ていて、
・知的刺激のある働きかけのするこのが多い。
・ポジティブな性格で、抑うつ度が低い

 

このほかに子どもの知的・社会発達の重要で一貫した予測要因だったのは、家庭環境の質と呼ばれる下記の条件であったようです。


・規則正しい生活が組み立てられていること
・自宅に本や知育玩具があること
・家庭内外の活動(図書館に行ったり、文化的な催しに参加したりする)

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家庭の特徴と子どもの発達との関連性は長時間(週30時間以上)保育園に通っている子どもも、母親のみの養育を受けている子どもでも変わりはありませんでした。
子どもにとって、家庭環境・母親はほんとうに重要だということですね!

 

4.よい保育園の探し方は?

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結論からお伝えすると、保育園について、下記の①保育の構造 ②子どもの日々の保育の体験 で、下記のチェックリストにあてはまる項目が多いほど子どもがよい発達を示します。
①保育の構造 については、アメリカには日本の「認可規定」と同じような規定があるようで、そちらにあてはまる項目が多いほどよいようです。
下記を見ると、日本だと認可の小規模な園ほどよいということでしょうか。

  <アメリカ小児科学会とアメリカ公衆衛生協会によって推奨されている保育ガイドライン> 
  1.大人と子どもの人数比率(保育者の比率)
    6か月~1歳半 - 子ども3人に対して1人
    1歳半~2歳  - 子ども4人に対して1人
    2歳~3歳   - 子ども7人に対して1人
  2.グループの大きさ
    6か月~1歳半 - 1グループ6人まで
    1歳半~2歳  - 1グループ8人まで
    2歳~3歳   - 1グループ14人まで
  3.保育者のトレーニングレベル
    高卒以上で、その後何らかの専門的教育を受けた者


②子どもの日々の保育の体験 については、一言で言うと、子どもが日々ポジティブな保育を受けているほどよい、ということだそうです。
長いですが、ポジティブな保育とは何なのかを下記に記載しますので、保育園に見学に行く際にぜひ現場をチェックしてみてください。
また、家庭で子どもに接するときにも参考になりそうですね!

 

<ポジティブな保育のチェックリスト>

  • ポジティブな態度を示す

    ○保育者はいつも元気に明るく子どもに接しているか?
    子どもの手助けを親切にしているか?
    子どもにしばしば微笑みかけているか?

  • ポジティブな身体接触をする

    保育者は子どもを抱きしめたり、肩に手をやったり、手をつないだりしているか?
    子どもをなぐさめているか?

  • 子どもの発声や発話に反応する

    子どもが言ったことを復唱したり、子どもが言ったことや言おうとしていることに応答したり、質問に答えているか?

  • 子どもに質問する

             ○保育者は、YesやNoが簡単に答えられるような質問をすることで、子どもが話をしたりコミュニケーションをすることを促しているか?
             ○家族やおもちゃなどについて質問することで、子どもが話をしたりすることを促しているか?

  • ほめている

    ○「頑張ったね!」「よくできたね」などの表現で子どもをほめているか?

学びの手助けをしている
    ○声を出して文字や数字を読んだり、形や物の名前を復唱させたりして、子どもがこれらのことを習得する手助けをしているか?
    ○年齢が上の子どもに対しては、言葉の意味を説明して学習を手助けしているか?

  • お話を語ったり、歌を歌ったりする

    ○お話を語ってあげたり、ものごとや出来事について説明したり、歌を歌ってあげたりしているか?

発達を促す
    ○子どもが立ったり歩いたりする手助けをしているか?
    ○たとえば保育者が乳児のケアをしているとしたら、保育者は乳児をうつ伏せにしてしばらく寝かせることで背中や首の筋肉が強くなり、ハイハイができるように手助けをしているか?
    ○また、年齢が上の子どもについては、パズルをする手助けをしたり、箱が積み上げられるように手助けをしたり、自分でチャックが閉められるように励ましているか?

  • 社会的な行動の奨励

    ○保育者は、子どもが微笑むこと、笑うこと、また他の子どもと遊ぶことをうながしているか?
    ○保育者は子どもが他の子どもをおもちゃや道具を一緒に使ったりすることをすすめているか?
    ○保育者自身がよい行動をお手本として示しているか?

  • 読む力を伸ばす

    ○保育者は子どもに本を読んであげているか?
    ○保育者は子どもにページをめくらせたり触らせたりしているか?
    ○また、年齢が上の子どもに対しては、絵や言葉を指さしたりしているか?

  • 否定的なかかわりを回避する

    ○保育者は否定的なかかわり(どなったり、無視したり、体罰を与えるなど)をさけて、子どもにポジティブな態度で接することに努めているか?
    ○なんらかのトラブルがあったときでも、子どもにポジティブな態度で接することができるように努力をしているか?
    ○子どもとのコミュニケーションを大切にし、無視することがないように努めているか?


上記のポジティブな養育は、保育者に対する子どもの人数が少なく、保育者のレベルが高いほど多く出現する傾向があるようです。

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5.保育園にわが子を預けてみての感想

 

 

私の子どもは1歳で、毎日楽しく保育園に通っています。
発育もおそらく今のところ良好で、ニコニコして、言葉もよくしゃべり、てくてく歩きます。

また、保育園には行事などもあるので、家族で楽しめるイベントが増えますよ(^^)

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私は、待機児童なども多く上記のチェックリストに全てが該当しない保育園に入ってしまった場合も、自宅での保育をしっかりすれば十分に子どもの成長にとってよい環境は確保できるのではないかと思います。


また、認可・認証に入るのが難しい場合も、それらは「ポジティブな保育」がされているかの要因なので、雰囲気や先生をチェックすれば問題ないのではないでしょうか(^^)
(家庭環境の方が重要要因だという結果から)

 

私が保育園を決めた&今までのビジネスの経験なのですが、お母様には保育園選びの際に下記の2点をされることをお勧めします!

  1. しっかり見学をして、保育園の雰囲気・先生の人柄などをつかむ。
  2. 園長先生と話す(組織のレベルはマネジメントで決まると、仕事を通じて痛感してきました)

今回のブログは長くなってしまいましたが、まとめると、

  1. 保育園に預けても、子どもの可能性を狭めることにはならない。(ただし、自宅で子どもと遊んだり愛情を注ぐ時間は確保しよう)
  2. 自宅では、子どもに愛情たっぷりで知的刺激の多い環境で育てよう。


ママが活き活きと楽しく子育てをできる環境が、結局子どもにとってもいいということだと思います(^^)

待機が多くなかなか保育園に入れないことは、私自身も経験済みなのでよく知っています。

入り方のテクニックの記事はあっても、なかなか質に言及したものがないので、あえて今日は質に特化したものを書かせていただきました。

少しでも、皆様の楽しい育児に貢献できれば幸いです。
今年もよろしくお願い致します★


参考

保育の質と子供の発達

アメリカ国立小児保健・人間発達研究所の長期追跡研究から(日本子ども学会/編)